【フロゼミコラム】理科が苦手でも平均点突破！保護者ができる3つのサポート法

2025年8月24日

はじめに

「理科の暗記が多すぎて覚えられない」
「実験問題になるとどうしていいかわからない」

子どもの理科に関して、このような悩みを抱える保護者の方は少なくありません。
理科は知識と理解の両方が必要な科目で、暗記だけでも理解だけでも点数が伸びにくいのが特徴です。

しかし、家庭でのサポートを工夫すれば、理科が苦手な子どもでも平均点を突破することは十分可能です。
この記事では、保護者ができる具体的なサポート法を3つ紹介します。

理科が苦手な子どもに共通する特徴は、大きく3つあります。

・暗記量が多くて覚えきれない
　用語や化学式、公式など「丸暗記」に頼ろうとして負担になる。

・実験・観察の理解不足
　「なぜその現象が起こるのか」が分からず、ただ覚えるだけで終わってしまう。

・グラフや図に弱い
　資料問題になると「何を読み取ればいいか」が分からない。

これらの弱点を克服するには、視覚的な理解＋反復練習が効果的です。

理科は「なぜそうなるのか」を理解すると、暗記がラクになります。

例：「水が100℃で沸騰するのはなぜ？」→“分子が激しく動くから”

例：「豆電球はなぜ光るの？」→“電流が流れて電熱が起きるから”

保護者ができること：
「なぜそうなるの？」と子どもに問いかけ、一緒に教科書を確認するだけで理解が深まります。

理科のテストには必ず「グラフ」「図」「表」が出題されます。

ただ眺めるだけではなく、自分で書いてみることが大切です。

例：植物の光合成グラフ／電流と電圧の関係／地層の断面図など

保護者ができること：
「このグラフをノートに写してみよう」と声をかけ、1日1つの図を練習させると効果的です。

理科も社会や数学と同様、解きっぱなしでは点数が伸びません。

1回目：できる問題・できない問題を仕分け

2回目：できなかった問題を中心に解き直す

3回目：テスト前に再度確認

保護者ができること：
「もう1回解いてみよう」と促すだけで、知識が定着します。

・「暗記だけで何とかなる」と思わせる（応用が効かない）

・実験や観察を「覚えるだけ」で済ませる（本質理解が不足）

・問題集を1回解いて満足する（知識が定着しない）

理科は「暗記」と「理解」の両輪が必要な教科です。

理科は苦手意識を持つ子が多い科目ですが、正しい勉強法を身につければ必ず平均点に届きます。

・「なぜ？」を考える習慣をつける

・図やグラフを自分で書いてみる

・問題集を3回繰り返す

保護者様がこの3つを意識して声かけをするだけで、理科への苦手意識はぐっと和らぎます。

進学塾フローライトゼミナールでは、

・実験や現象を「なぜ？」から理解する授業

・グラフや図を「自分で書く」トレーニング

・問題集を3回解く習慣を徹底
を指導の柱としています。