どうも、塾長の濱元です。
今回は「実際に質問があった中学社会の問題」シリーズです。
生徒「塾長、三角州と扇状地の違いがわかりません!」
「三角州」は、河川や港湾などにできる三角形に似た地域のことです。三角州では、多くの港湾や工業地帯が集中することが多いため、経済的に重要な地域となります。
一方、「扇状地」は、河川の内側に広がる半円形(扇形)を描くような地形です。扇状地は河川の流れに沿ってつくられるため、河川沿いに肥沃な土壌が形成され、農業地帯として重要な役割を果たすことが多いです。
このように、「三角州」は経済的に重要な港湾や工業地帯が集まる地域、「扇状地」は肥沃な農業地帯として重要な役割を果たす地域を指します。
生徒「どうやって覚えたらいいですか!」
まずはできる場所で覚えましょう。三角州は海や湖に、扇状地は平地にできます。そして何に利用されることが多いも大切です。三角州は水田に、扇状地は果樹園に利用されることが多いです。
いちばんしてはいけない覚えた方は「三角形だから三角州」、「扇形だから扇状地」と形で覚えることです。
もし社会の学習でお悩みの保護者様はおられましたら、遠慮なくご相談ください!
