学校の宿題をしながら
昨日の午前中は小6女子が学校の宿題をするために来ていました。
算数は苦戦していたので、一緒にお手伝い。
そのあとの国語は得意な範囲みたいでサクサクと進んでいました。
先生のあの一言
ちょうど「こ・そ・あ・ど」言葉の問題をしていたときのことです。
「私、ここは得意なんです!」
スラスラと解いていきます。
私は素直にほめました。
「よくできているやん!」
「私、この範囲、みんなの前で学校の先生にほめられたんです!」
話を聞くと、小1のとき「こ・そ・あ・ど」言葉の問題を解いていたら、学校の先生が「ここの問題ができたのは2人だけです!」とほめてくださったそうで、その1人が彼女だったわけです。
そこから「こ・そ・あ・ど」言葉が得意になったそうです。

先生の一言は重い
この話をしているとき、私も中学生のときのできごとを思い出しました。
それは定期テストの返却の際のこと。
国語の時間で、問題のやり直しをしていました。どんな問題かはもう忘れましたが、そのときの担当の先生(顔も忘れましたが)がみんなの前でこう言われました。
「この問題、合ってたのは濱元君だけだったかな?」
そら嬉しいですよ。
あれから20年以上は経っていますが、そのときの光景は完全に今でも覚えています。自信があって解いたわけでもなく(むしろ適当?)、それなのにほめてくださったら。
家に帰って、すぐに母に伝えた記憶も残っています。
こう考えると我々、子供に指導する人間の一言は何と重いものか。